古平町とは?

セタカムイ岩

古平町は後志市長北部、積丹半島北東東海岸一体に広がる町です。地名はポロベツ(現古平川)の川に赤い崖があり、アイヌ語の「フレピラ[赤い・崖]、フルピラ[丘・崖]に由来しています。慶長年間(1596~1615)にはニシン漁の古平場所を開設し繁栄しました。

たらつり節

ニシンは昭和初期に不漁になりましたが、ニシンに代わり、たらこ加工等の水産業が盛んになり、現在に至っています。

 

ニセコ積丹小樽海岸国定公園に属する海岸線は、自然の造形美に富む景勝地として知られています。特に余市~古平海岸は、シリパラインと呼ばれる断崖が続き、立岩、セタカムイ、モッコ岩、ローソク岩(観音岩)などの奇岩が目を楽しませてくれます。また、古平町は民謡「たらつり節」の発祥地としても知られています。

 

古平のたらこを知ってほしい

塩蔵製造

古平町はかつてたらこの生産量が日本一でした。しかし、たらこの生産地として日本一有名かというとそうではないのです。北海道には素晴らしいたらこメーカーがたくさんあります。古平にはそれに負けない上質なたらこがあります。もう一度生産量を日本一にしたいのではなく、もっともっと古平のたらこを多くの方に食べていただき、その美味しさを知っていただきたいのです。

 

古平町には現在弊社を含め4社のたらこメーカーがありますが、今も全国の市場、スーパー、小売店に製品を出荷し、お客様に愛され続けています。その理由として、古平のたらこの加工技術は全国的にトップレベルの非常に優れたものを持っているからだと思います。

 

古平とたらこの関係

 

日本のスケソウ漁は明治の後半からスタートし、その後漁船の進化により、沿岸から遠洋へと舞台を広げ、スケソウダラは豊漁の時代を迎えました。それが、1977年以降200海里時代に突入すると一気に漁獲量が激減しました。
それまで、日本産の原料を加工していた古平のたらこメーカーは年間を通して製品を供給するために輸入卵に頼らずにはいられなくなりました。

当時は冷凍技術も発達しておらず、日本近海の原料に比べると質の劣る輸入卵でいかに高品質のたらこを提供できるか、その塩蔵方法に研究に研究を重ね、受け継いできた伝統の製法に改良に改良を重ね、加工技術を磨いていったのです。

その後、冷凍技術も発達し、船上採卵・船上凍結の質の良い輸入卵が手に入るようになり、古平のたらこは全国的にも認められ、生産量は日本一へとなっていました。

ヤマダイふじた

そして、その洗練された加工技術を用いて、冬のスケソウ漁の時期には、北海道近海のたらこを、年間を通しては厳選した質の良い輸入卵を使ったたらこを提供できるようになりました。

ヤマダイふじたでは、代々受け継いで磨き上げてきたその伝統の製法を守りつづけています。
しかし、たらこの道は奥深く、更なる品質の向上とお客様に喜んでいただけるような商品づくりに日々汗を流しています。